【施工事例:BMW Z3 Mクーペ|全国で断られた凹み、復元士が“限界を超えて”修復】
◆車種:BMW Z3 Mクーペ
◆施工箇所:左リアフェンダー・左ドア
◆施工内容:瀬迺木流総合外板修正術(パテレス修復+塗装)
「どこに相談しても、できないと言われました」
今回ご依頼いただいたのは、BMW Z3 Mクーペ。
年々希少性が高まり、中古車市場でも高値で取引されている1台です。
損傷箇所は左リアフェンダー・左ドア
折れ曲がったプレスライン、波打つパネル面──
しかもパネルは一体構造で脱着不可という、非常に修復難度の高いケースでした。
そして、オーナー様のご希望は明確でした。
「どうしても、パテは使いたくない。
そして、この車の価値を下げたくないんです。」
何件も工場に問い合わせをされたそうですが、
「これは交換ですね」「パテなしは無理です」とすべて断られ、
最後の望みとして、セノキモータースへご相談をいただきました。
復元士が向き合う、“価値を守る修復”
瀬迺木流総合外板修正術は、
「直せばいい」ではなく、**「残すべきものを守る」**という考え方。
今回のZ3 Mクーペのように、
パネルを生かすこと=車の価値を守ること につながるケースでは、
素材と構造に最大限の敬意を払いながら作業にあたります。
パテなし・交換なし・仕上げに最小限の塗装
今回の修復では、パテは一切使用していません。
フェンダーを外すこともできない構造の中、
限られたアクセスから復元士が丹念に鉄を整え、
「本来のライン・面」をミリ単位で再構築しました。
仕上げは最小限の塗装のみ。
その結果、修復跡が分からない自然な艶と、
本来のボディラインを保ったままの美しい仕上がりを実現しました。
Before

After
強く折れたラインも、波打っていた面も、復元士の手によって蘇生。
光が自然に流れ、“どこを直したのか分からない”レベルの仕上がりです。
“価値を下げない修復”を、選べるということ
今回のZ3のように、
「交換すれば簡単」でも、「交換したくない」理由がある。
「パテを使えば早い」でも、「パテを使いたくない」想いがある。
その声に応えるのが、
私たちセノキモータースの復元士です。
オリジナルの鉄を生かし、
パネルの歴史ごと、価値ごと守る。
それが、“価値を下げない修復”という選択肢。
📍群馬県太田市
【瀬迺木流 総合外板修正術/復元士による施工】
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