2025年04月10日

大きな凹みこそ、“本物の技術”が問われる。

 

 

 

大きな凹みこそ、“本物の技術”が問われる。


■ ビッグデントとは?

  • ドアやフェンダー、ボンネットなどにできた直径10cm以上の大きな凹み

  • 衝突・飛来物・転倒などが原因で発生

  • 板金塗装が一般的だが、「歪み」や「肌の違い」が目立ちやすく、仕上がりに差が出やすい


■ 一般的な対応法と課題

方法特徴課題
板金+塗装パテ整形して再塗装色ズレ・塗膜の厚み違い・経年劣化リスク
通常のデントリペア小さな凹みに特化ツールが届かない/鉄板が延びる可能性
交換パネルごと新品に高コスト・納期長い・純正確保できない事も

■ 瀬迺木流のアプローチ

瀬迺木流総合外板修正術では、大きな凹みに対しても
鉄板を極力伸ばさず、面を整え、美観と強度を両立する」という技術哲学に基づいて施工します。

⛏ 対応の特徴:

  • 裏から押す×表から叩くのWアプローチ

  • 通常工具では対応できない箇所も「独自ツール」でアクセス

  • アルミやハイテン材も対応

  • 再塗装なし or 極小範囲の塗装で済むケース多数

  • パテレスで、肌・光沢の自然さが保てる


■ ビッグデント施工例

  • テスラ モデル3 リアフェンダー: 複雑なアーチ形状の面に直径30cm近い凹み。通常は交換レベルの損傷を、再塗装なしで復元。

  • メルセデス・ベンツ ドア: 全体的に損傷を受けたパネルに対し、鋼板の張力とパネル全体の形状バランスを見極めながら修正。均一な面出しで歪みなく仕上げ。

  • フェラーリ 488 リアフェンダー: 硬いアルミ素材にできたワイドなへこみ。素材変形を最小限に抑え、パネルラインを再構築。


■ まとめ:

「これ交換ですね」と言われたビッグデントも、
瀬迺木流なら“直して”戻せる可能性がある。

ビッグデントこそ、職人の真価が問われる場面。
見た目だけじゃない「面の整い方」「仕上がりの空気感」をぜひ体感してみてください。

 

 

 

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